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定着剤ベストフィックスの使い方3ステップと注意点【写真付き】

ベストフィックスミニ

 

服の色落ちを防ぐために定着剤のベストフィックスを買ったけど、使い方がよくわからない。失敗したくないので先に注意点を教えて欲しい。

こういった疑問に答えます。

私は、トイ・ストーリーに出てくるウッディの服を作るため、白いシャツを染色し、その仕上げにベストフィックスを使いました。

使い方や注意点などを、公式直販ショップの人にもらったアドバイスも含めて、解説していきます。

 

定着剤ベストフィックスの使い方3ステップ

定着剤ベストフィックスの使い方3ステップ

準備

以下のものをあらかじめ用意しておきましょう。

  • 定着剤で処理する服(布)
  • ベストフィックスミニ 1本( 30ml)
  • 水またはぬるま湯 2.5L
  • 温度計
  • トング
  • ゴム手袋

 

上の分量は、Tシャツ1枚(約125g)を処理する場合なので、自分が染めたい服の重さに合わせて分量を計算しておく必要があります。

今回私は260gのシャツを処理したかったので、ベストフィックスミニ2本、水5L使います。

ちなみに、温度計とトングはダイソーで購入しました。

公式通販ショップの人によると、処理する物の重さが倍になれば、基本的にはすべて倍量にすればいいとのことです。

 

箱の裏面には簡単な使用方法が載っていました。

箱の裏面

 

ステップ1:水に溶かす

鍋に水またはぬるま湯を入れます。

大きな鍋

 

続いてベストフィックスミニを入れていきます。

ベストフィックスミニ

 

染色の際に使ったベストカラーには内蓋がありましたが、こちらは付いてなかったので開けるときは要注意です。

これを水に溶かし、シャツを入れてよくかき混ぜます。

容器に内蓋は付いていない

 

ステップ2:煮込む

火をつけて温度を上げ、約60℃で20分間かきまぜます。

鍋に入れられた黄色のシャツ

 

公式直販ショップの人によると、かき混ぜ続ける必要はなく、最初によくかき混ぜたらあとは時々動かせばいいようです。
また、定着剤や水の量が倍になっても、かき混ぜる時間は変わらず20分でいいとのことです。

 

ステップ3:水洗いする

水洗いをして、陰干しすれば、完成です。

黄色のシャツ

 

 

ベストフィックスで処理する際の注意点

ベストフィックスで処理する際の注意点

大きめの鍋を使う

使用する水の量はTシャツ1枚なら2.5Lなのですが、Tシャツを入れると水かさが増します。

さらにかき混ぜる作業があるので、小さな鍋では作業がしにくいです。

染める物を動かすことを考えると、少し大き目の鍋を用意した方がいい、と公式直販ショップの方からアドバイスをもらいました。

 

ちなみに先ほどの項目で写真に写っている鍋の容量は14Lです。

染色の作業で大きめの鍋が必要だったので購入しました。

 

 

トングを使う

水を吸った布はかなり重いので、箸などで混ぜるのは大変です。

トングは100均でも売っているので、買っておきましょう。

 

 

【比較】定着剤を使う前と後で何が変わるのか?

【比較】定着剤を使う前と後で何が変わるのか?

色合い

「ベストフィックス処理後は若干色目が変わることがあります。」という注意書きがありました。

箱の説明書

 

今回私が行った処理では、変わったようには見えませんが、布の色や素材などによっては変化する可能性があるのでご注意ください。

ベストフィックス処理前後の比較

 

色落ち具合

ベストフィックスは、洗濯による色落ちを防ぐための定着剤です。

なので見た目ではわかりませんが、処理前より処理後の方が色落ちしにくくなっているはずです。

 

定着剤で処理した布が、どれくらい洗濯に耐えられるのか検証してみました。

こちら、綿100%の白い布切れ2枚、シャツを染める際に一緒に染めておいたものです。

黄色に染めた2枚の布切れ

 

その片方だけベストフィックス処理し、処理を施した方には「F」を刺繍しました。

既に若干「F」の方が濃い気がしますが、染めた布はこれしかないので仕方ありません。

処理した布にはFの文字を刺繍

自分の服を洗濯するついでに、2枚の布も一緒に洗濯→干して乾かす→また洗濯→・・・

というのを繰り返しました。

 

10回洗濯後の様子です。全然変わっていない気がします。

色の変化がわからない2枚の布切れ

 

20回洗濯後、変化は見られない気がします。

色の変化がわからない2枚の布切れ

 

案外ベストフィックス無しでも大丈夫だったかもしれません(笑)

ただ、染める布の材質や、色、使う洗剤など状況が違えば結果も変わるかもしれないので、あくまでも参考程度にしてくださいね。

ベストフィックスはそんなに高価なものではないので、安心を買うという意味で、処理しておいてもいいのかなとも思います。

 

 

まとめ

いかがでしたか。

処理自体は簡単なのですが、準備、水温を上げる時間、水洗いの時間などを含めると思ったより時間がかかります。

私は初めてのベストフィックス処理だったので、慎重にやっていると小一時間かかりました。

焦って火傷でもしたら大変なので、時間があるときにゆっくりやりましょう。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。


 

 

ウッディの衣装作りに関しましては、別の記事でも解説していますので是非ご覧ください。

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