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非常用トイレ凝固剤の使い方を写真付きで解説!使用期限や必要数は?

非常用トイレ凝固剤

 

災害時用にトイレの凝固剤を買おうと思ってるけど、使い方は簡単なのかな?使用期限はあるの?どれくらい用意したらいいんだろう?

こういった疑問に答えます。

 

私は、断水になってもトイレを流せるように、常にお風呂に水をためていましたが、闇雲に水を流しては行けないと最近になって知りました。

地震で断水になった場合は下水管や排水管が壊れている可能性があり、そのまま水を流すと汚水が溢れたり逆流したりする危険があるそうなのです。

というわけで、トイレの凝固剤を買うことにしました。

 

トイレの凝固剤の使い方4ステップ

トイレの凝固剤の使い方4ステップ

準備:サンコー「非常用トイレの凝固剤」

私が購入したのはSANKO(サンコー)の、非常用トイレの凝固剤10個入です。

3セットがお買い得だったので、とりあえずそれを買いました。

トイレの凝固剤10個入が3つ

 

1パックには7gの凝固剤が10個入っています。1袋で約400ccの尿を吸収してくれるようです。

1袋10個入

 

使い方は袋裏面に載ってます。

パッケージ裏面の使い方

 

水400ml(尿の代わり)、45L黒ゴミ袋1枚(100均で購入)、凝固剤1袋、を使って使用方法を解説していきます。

ペットボトルに入った水とゴミ袋と凝固剤

 

1、トイレにごみ袋を被せる

まずトイレのフタと便座を上げます。

便座を上げた状態のトイレ

 

便器にゴミ袋をセットします。

ゴミ袋を被せたトイレ

 

便座をおろして準備オーケーです。

便座を下したトイレ

 

2、用を足す

この状態で用を足すのですが、今回は尿の変わりに水を投入します。

ペットボトルの水を便器に投入

 

ゴミ袋の底には水が溜まっています。

ゴミ袋にたまった水

 

3、凝固剤をかける

続いて、水たまりめがけて凝固剤を投入。

便器の水をめがけて凝固剤投入

 

水が白っぽく濁っているように見えます。

白っぽくなった水

 

ちょっと待てば、水はちゃんと固まってくれました。

凝固剤によって固まった水

 

4、ごみ袋を取り出して、廃棄する

実際に尿を固めたあとは、ゴミ袋の口を縛ってそのまま捨てます。

ゴミ袋を取り出すとき、便器に元々溜まっている水で袋の底が濡れている可能性があります。

最初にゴミ袋を便器に二重にセットしておいて、1枚だけ交換するようにしたら便利かもしれません。

 

固まった水は柔らかいですが、液体ではないので袋から漏れる心配は少ないと思います。

ゴミ袋から出しても固まったままの水

 

 

使用期限

使用期限

 

トイレの凝固剤は5~10年に設定されているものが多いですが、サンコーの凝固剤には使用期限が書かれていません。

開封しない限りは使用可能だそうです。

凝固剤の袋に書かれた注意事項

 

使用期限については、株式会社サンコー 商品情報サイトのQ&Aでも説明されています。

 

 

最低限備えたい数

最低限備えたい数

正解は無いのですが、1人当たり50回分くらいは最低でも用意しておきたいところです。

1日に行くトイレの回数は、人にもよりますがだいたい5~7回くらいだと思います。

なので7回×1週間=49回、という計算です。

 

ただし繰り返しになりますがトイレの回数は人それぞれなので、普段自分や家族がどれくらいトイレに行っているのかを計測して、それに合わせて準備しましょう。

また、断水の復旧に1ヶ月近くかかったことも過去にはありますので、1週間分と言わず、可能なら多めに備蓄することが望ましいでしょう。

 

 

まとめ

いかがでしたか。

トイレの凝固剤は初めて使ったのですが、思ったより簡単で、素早く固めることができました。

子供でも難しくないんじゃないかなと思います。

 

防災用品と言えば食料品に目が行きがちですが、食べ物や飲み物と同じくらいトイレは重要です。

我慢のしすぎは命に関わりますから、ちゃんと準備しておきましょう。

 

私が実際に購入した防災グッズ・非常食をまとめていますので、こちらも合わせてご覧ください。

【まとめ】実際に買ってみた防災グッズ・非常食、おすすめ10選
防災グッズをこれから購入する方に役立ちそうな記事をまとめてみました。実際に購入し、我が家で備蓄しているものばかりです。少しでも参考になればと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。