スプレーのりって100均にも売ってるの?
安くてもちゃんと使えるのかな?高いモノと比較した違いが知りたい。
こういった疑問に答えます。
工作などに便利なスプレーのりを、先日ダイソーで見つけて即購入しました。
100均には100円とは思えないほど高性能な商品がたくさんありますよね。
一方で、やっぱり100円だな、失敗したな、と思うような商品も時々あります。
実は我が家にはすでに、3M(スリーエム)Scotch の「スプレーのり55」があったのですが、百均のものがどれほどのものか気になったので買ってみました。
本記事では、ダイソーの「のりスプレー」と3M の「スプレーのり55」の粘着強度などを比較実験してみましたので、写真付きで丁寧に解説していきます。
【レビュー】ダイソーのスプレーのりはちゃんと使えるのか?
結論から言うと、若干粘着は弱いですが、100均のものでも問題なく接着することが可能です。
使い方は、缶をよく振ってからスプレーし、10秒程時間をおいてから貼り合わせるだけです。
ちなみにダイソーのスプレーのりは「のりスプレー」という名前で販売されています。
この「のりスプレー」で何が接着できるのか、いろいろ試してみました。
画用紙と画用紙
ピンクの画用紙と水色の画用紙を貼り合わせてみます。
貼りつきました。粘着は弱めです。ちょっと曲げると端から剥がれます。
画用紙とコピー用紙
茶色の画用紙と白のコピー用紙を貼り合わせてみました。
貼りつきました。こちらも粘着は弱め。
布とコピー用紙
青の布と白のコピー用紙を貼り合わせてみました。
一応貼りつきましたが、粘着具合はかなり弱いです。
ちょっと布を持ち上げるだけで、端の方からめくれてきました。
フェルトとコピー用紙
赤のフェルトと白のコピー用紙を貼り合わせてみました。
先ほどの青い布よりは、しっかり目に貼りつきました。
画用紙とコピー用紙(パート2)
たくさん貼りたいものがあってもスプレーのりがあれば簡単です。
コピー紙と、画用紙を切り取ったものを用意しました。
あっという間に全部貼りつきました。
ただやっぱり粘着は弱く、貼ってからちょっと時間が経つと紙が浮いてきました。
【比較】3MのScotch スプレーのり55と比べてみた
ダイソーの「のりスプレー」と3Mスコッチの「スプレーのり」を比較してみました。
ダイソーの、のりスプレー
メーカー:株式会社大創産業
容量:70ml
価格:110円(税込)
メリット:安い
デメリット:粘着が弱くてはがれやすい。のりの跡が残ることがある。(後の項目で解説)
3Mスコッチの、スプレーのり
メーカー:スリーエムジャパン株式会社
容量:100ml
価格:600~700円程度
メリット:粘着はしっかりしている。のり跡が残らない。(後の項目で解説)
デメリット:値段が高い
粘着強度比較
茶色の画用紙に、白のコピー用紙を貼り付けたもので比較してみます。
30分程置くと、ダイソーで貼り付けた紙は、端が少し浮いてきました。
3Mの方は浮きは見られません。
ピンセットでコピー紙の端をつまんで持ち上げてみます。
ダイソーの方はだいぶ剥がれていますが、3Mの方はしっかりくっついています。
のり跡比較
3Mは霧状にスプレーされるのに対し、ダイソーのは白い繊維のような状態で噴射されました。
下の写真はダイソーののりスプレーを噴射した様子です。蜘蛛の巣みたいですね。
1時間程してから、コピー紙を剥がしてみました。
どちらもちゃんと剥がれましたが、ダイソーの方はのりの繊維跡のようなものが残りました。
3Mは特に気になりませんでした。
スプレーのりが買える100均
ダイソー以外の100均ではどこに売ってるのか気になったので、Seria(セリア)、Can★Do(キャンドゥ)、Watts(ワッツ)に問い合わせてみました。
・・・が、残念ながらどこも取扱いはないようです。(2021年2月現在)
ちなみにダイソーでは文房具の売り場に置かれていました。
商品名は「のりスプレー」です。
隣に色違いのスプレー缶が並んでいましたが、「シールはがしスプレー」と「らくがき消しスプレー」だったので、間違えないようにご注意ください。
まとめ
以上、貼ってはがせるスプレーのりをご紹介いたしました。
ダイソーの「のりスプレー」もスリーエムの「スプレーのり」も、それぞれメリットデメリットがあるので自分の用途に合わせて選びましょう。
大量にスプレーのりが必要、すぐ剥がれても問題ない仮止め、のり跡は気にしない、という場合であればダイソーのスプレーのりはコスパもいいし、オススメです。
私の場合は、球体ポップアップカードというのを作るのが目的だったのですが、スプレーのりの粘着が弱いと失敗しかねませんので、3Mのを使っています。
ちなみに、球体ポップアップカードとは下の写真のようなものです。
スプレーのりで貼りつける材質やスプレーの噴射時間によって、粘着具合は変わってくるかもしれませんので、上の比較検証はあくまでも参考程度に見ていただければと思います。
もし家の近くにダイソーがあるなら、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。