3Dペンでいろいろ作ってみたけど、フィラメントの跡(線)が気になる。何かいい方法はないのかな?
こういった疑問に答えます。
先日3Dペンを購入して楽しく遊んでいるのですが、はんだごてがあればできることの幅が広がりそうだったので買ってみました。
どんなことができるのか、実際の写真を使ってご紹介します。
3Dペンの線の跡は、はんだごてで消せる
3Dペンで物をつくるのは楽しいですが、フィラメントの跡(線)が気になることがあります。
特に塗りつぶしは線がくっきり残りますよね。
そんなときは高温のはんだごてで表面をなででやると、その部分のフィラメントが溶けてまたすぐに固まるので、凹凸が目立たなくなります。
下の写真は丸を書いて塗りつぶしただけのものですが、フィラメントの跡がくっきり残っています。
これを、はんだごてを使って滑らかにしたのがこちら。
綺麗なつるっつる、とまではいきませんが、線の跡はなくなりました。
【レビュー】はんだごてを購入してみた
Tulokaのハンダゴテセット
半田ごてを通販で探すと、セット内容が充実しているのもたくさんあるのですが、今回は3Dペンのフィラメント跡を消したいだけだったので、シンプルで安いのを購入しました。
専用ケースは付属していませんが、箱が結構しっかりしているのでこのまま保管できそうです。
セット内容は、本体、替えのこて先5本、はんだ、です。
110V、60Wです。
交換のこて先が5本付いています。
使い方
使い方はめちゃくちゃ簡単で、コンセントに挿して、温度調節ダイヤルを回すだけです。
ダイヤルを少し回すと、赤いランプがつきました。
このはんだごては温度調節機能付きで、200~450℃のメモリがあります。
が、Amazonでの他の購入者のレビューを見ているとそこまで正確ではないようです(笑)
温度調節が正確でない割には評価が良かったことと価格の安さが、私の購入の決め手になりました。
はんだごての使えるテクニック3選
フィラメントの跡(線)を消す
下の写真は私が作った飛行機ですが、かなり塗りつぶしが甘い状態です。
隙間だらけな上に、フィラメントの跡も目立ちます。
これを、半田ごてでゆっくりなででいきます。こて先は、平べったいのを使います。
片側の羽だけ滑らかにしてみました。隙間も埋まりました。
全体を滑らかにしたのがこちらです。
まだ凹凸はありますが、最初と比べるとだいぶ良くなったのではないでしょうか?
穴をあける
半田ごてはフィラメントを溶かすので、穴をあけてストラップなどにすることも可能です。
付属のこて先で、一番尖っているものを使います。
はんだごての電源を入れて温度を上げ、穴をあけたい部分に先端を当てます。
ほとんど力を入れなくても、フィラメントが熱で溶けるので簡単にこて先が刺さります。
丸い穴があきました。
キーチェーンを通せば、キーホルダーの出来上がりです。
形を変える
私が作った、犬(のつもり)です。今は全部の足が地面についている状態です。
足の、曲げたい部分にはんだごてを押し当てて柔らかくしてやると、好きなポーズに変えられます。
何回でも、好きなように調節できます。
まとめ
いかがでしたか。
半田ごてがあれば、3Dペンで作った作品をちょっと見栄え良くしたり、形を変えたりすることができます。
フィギュアなどを作りたいと思っているなら、はんだごては必須ですよ。
最後までご覧いただきありがとうございました。